自社ローン審査時の必要書類を一覧で紹介!申し込みの流れも解説

自社ローン 必要書類

自社ローンの審査を受ける際に「必要書類がわからない」と悩んでいませんか。

必要な書類が揃っていなければ、手続きがスムーズに進まないこともあるため事前に揃えておくのがポイントです。

本記事では、自社ローンの審査時に必要な書類を詳しく解説します。

準備できるまでに時間がかかる書類もあるため、事前に揃えておきましょう。

自社ローン審査時の必要書類一覧

自社ローンに申し込む際の必要書類は、以下のとおりです。

・収入を証明できる書類(源泉徴収票、給与明細、確定申告書、残高証明書など)
・運転免許証
・住民票
・印鑑
・印鑑証明書

なお、必要書類は契約者本人の状況や販売店によっても異なるため、事前に確認しておくのが確実です。

一般的に自社ローンの審査時に求められる必要書類を、詳しく解説します。

収入を証明できる書類

自社ローンは信用情報の照会を行わずに審査することもあり、現時点の収入が重視される傾向にあります。

収入を証明できる書類を紹介するため、あなたの状況に合ったものを準備しておきましょう。

源泉徴収票

源泉徴収票は、1年間の収入や給与を受け取る際に支払者(会社)が天引きした所得税の金額などが記載されている書類です。

とくに、安定した収入があることを証明するために重要視される書類で、勤め先から配布されるため保管しておくことが重要です。

販売店は購入者の収入を正確に把握する必要があるため、源泉徴収票の提出を求めます。

源泉徴収票は収入の安定性を示す信頼性の高い証拠として、審査通過に重要な役割を果たします。

給与明細

給与明細は、審査時に収入の詳細を確認するために提出が求められる書類です。

給与明細は直近1~3か月分を求められることが一般的で、最近の収入の安定性が審査で判断されます。

とくに、就職・転職したばかりで源泉徴収票が用意できない場合には、給与明細がその代替資料として使用されることが一般的です。

源泉徴収票がないと慌てる必要はなく、給与明細を持参して販売店に行ってみましょう。

確定申告書

確定申告書は、とくに自営業者やフリーランスの方が収入を証明するために提出を求められる書類です。

会社員でない方は給与所得者のように源泉徴収票が発行されないため、確定申告書が収入証明の代替となります。

確定申告書も収入を明確に示すためには欠かせない、重要な書類です。

残高証明書

一部の販売店では、残高証明書が必要になる場合があります。

残高証明書は銀行口座の残高を証明する書類で、購入者が十分な預金を持っているか、または返済能力があるかを確認するために使用されます。

とくに転職したばかりで収入の安定性が証明しにくい方や、アルバイトやパートなどの非正規雇用で収入証明が不十分な方が求められる傾向です。

また、手渡しなどで支給されるために給与明細が発行されないときには、残高証明書で代替可能な場合があります。

直近の収入を証明できない方でも、残高証明書を準備しておくことで審査をスムーズに進められる可能性が高まるでしょう。

すべての販売店で求められるわけではありませんが、必要に応じて準備しておくと安心です。

運転免許証(コピー)

運転免許証は、本人確認のために求められる基本的な書類です。

氏名や生年月日だけでなく、居住地を確認する目的で提出を求められます。

そのため、運転免許証に記載されている情報が最新のものになっているかを事前に確認しておくことが重要です。

住民票

住民票は現住所が正式に登録されていることを証明するもので、購入者の居住地を確認するために使用されます。

とくに引っ越したばかりの人は、住民票の情報が新しく更新されているか確認しておきましょう。

印鑑

印鑑は、契約書類に捺印するために必要なアイテムです。

軽自動車の場合は認印でも可能ですが、普通自動車の場合は実印を求められることが一般的です。

契約書類を正式に成立させるためにも、審査時に準備しておきましょう。

印鑑証明書

印鑑証明書は実印が本人のものであることを証明する公的書類で、普通乗用車の購入時にとくに重要です。

販売店では実印が正式に登録されたものであることを確認するために、印鑑証明書を提出する必要があります。

前述のとおり、軽自動車の場合は認印のみで手続きが可能ですが、普通乗用車を購入する際は実印と印鑑証明書の両方が求められることが一般的です。

スムーズに手続きできるように備えておきましょう。

これまでに紹介した必要書類はあくまで一例であり販売店によって異なるため、事前に問い合わせておくのが確実です。

自社ローンで保証人を立てる際の必要書類

保証人の情報を提示できるよう、以下の書類を準備しておきましょう。

・本人確認書類
・印鑑証明書
・住民票

自社ローンを利用する際は、保証人が必要になるケースがあります。

保証人を立てることで自社ローンの審査に通りやすくなったり、希望する車を選びやすくなったりします。

保証人を立てる際にもいくつか書類を準備しなければいけないため、事前に揃えておくと当日もスムーズです。

なお、保証人に必要な書類も販売店によって異なるため、確認しておくのがおすすめです。

自社ローンの審査時に必要書類でチェックされるポイントは?

必要書類を提出した際、販売店は何を見ているか気になるでしょう。

ここでは自社ローンの特徴も踏まえながら、チェックされるポイントを解説します。

申込者の年収

自社ローンの審査では、まず申込者の年収が重要なチェックポイントです。

販売店は、購入者が返済期間内に総支払額を確実に返済できるかどうかを重視します。

返済能力を判断するためには年収を証明する書類が必要であり、提出された情報をもとに返済能力が審査されます。

これにより、販売店は申込者の収入状況を正確に把握して、返済可能性を評価する仕組みです。

申込者の職業と勤続年数

申込者の職業や勤続年数も、審査時に重要視される要素です。

安定した収入が見込まれる職業に長く就いている場合は返済能力が高いと判断され、審査に通過しやすくなります。

しかし、自社ローンは返済能力さえ確認できれば、オートローンよりも柔軟に対応してもらえるのが特徴です。

そのため、アルバイトやパートなどの非正規雇用の方でも審査に通る可能性があります。

ただし、虚偽の情報を申告することは厳禁であり、実際の収入よりも高い金額を申告した場合、審査中に発覚すれば審査に通らなくなります。

販売店からの信頼を得るためにも、正確な情報を提供することが重要です。

オートローンとの審査基準の違い

自社ローンとオートローン(銀行ローンやディーラーローン)では、審査基準に大きな違いがあります。

オートローンでは年収や職業、勤続年数に加えて信用情報の照会が行われます。

そのため、過去に返済の遅延や債務整理を経験した方は、審査に通りにくいのがデメリットです。

一方で自社ローンでは信用情報を照会しないことがほとんどのため、こうした背景を持つ方でも審査が通りやすいのが特徴です。

柔軟な審査基準が、自社ローンの大きなメリットだといえます。

自社ローンの審査に通過するためのコツ

必要書類を揃える以外に、審査前に準備しておきたいことは以下のとおりです。

・頭金を準備する
・保証人を用意する
・借入がある場合はなるべく返済しておく

上記を行うと審査に通過する可能性を高められます。

とくに収入が不安定な方や信用情報に不安がある方は、チェックしておきましょう。

頭金を準備する

自社ローンの審査を有利に進めるためには、頭金を準備しておくことが大切です。

頭金が多いほどローンの借入金額が減少するため、返済負担が軽減されます。

これはローン会社に対して、返済能力の高さをアピールする効果もあります。

一般的に、頭金は車両価格の10%~20%程度が目安とされますが、可能であればそれ以上の額を用意すると良いでしょう。

頭金を準備することで、ローン金利や月々の支払額を低く抑えることも可能です。

保証人を用意する

自社ローンの審査に通過するためには、保証人を用意することも効果的です。

保証人は申込者が返済できない場合に代わりに返済を行う責任を負うため、販売店にとっては返済リスクを軽減できる存在として重要視されます。

そのため、保証人を付けることで審査が通りやすくなる可能性が高まります。

ただし、保証人を選ぶ際には安定した収入があることが大切です。

正社員や自営業などの安定した収入が見込める人が適しており、販売店の信頼を得るためには欠かせない要素となります。

また、金融トラブルの履歴がなく現在の経済状況が安定している人であれば、さらに審査通過の確率を高められるでしょう。

保証人に依頼する際は法的な責任が伴うことを事前にしっかりと説明し、相手の同意を得ることが必要です。説

説明不足や無理な依頼はトラブルの原因となるため、相手の同意を得たうえで審査に申し込みましょう。

自社ローンの審査は柔軟性がある一方で、申込者の返済能力を慎重に評価するため、保証人を用意することで販売店の信頼を得やすくし、審査通過の可能性を高められるでしょう。

借入がある場合はなるべく返済しておく

すでに他の借入がある場合は、可能な限り返済を進めておくことが重要です。

ほかのローンやクレジットカードの未払いがあると、審査の際に返済能力が疑われる可能性があります。

しかし借入の総額が少なくなることで総合的な信用力が向上し、自社ローンの審査にプラスに働くかもしれません。

これらのポイントを踏まえて準備を進めることで審査をスムーズにクリアし、自社ローンを利用した車購入を実現できるでしょう。

必要書類を揃えたあとの手続きの流れは?

必要書類を揃えたら、以下の流れで手続きが行われます。

1.販売店に審査の申し込みをする
2.必要書類を提出する
3.審査が開始される
4.審査通過後に契約を結ぶ
5.納車される

審査依頼から納車されるまでの流れを解説します。

1.販売店に審査の申し込みをする

自社ローンを利用する際は、まず販売店に審査の申し込みを行います。

販売店によって審査基準や対応が異なるため、気になる点や不安があれば事前に確認しておきましょう。

とくに返済条件や追加費用の有無などは、後々のトラブルを避けるためにも確認することが大切です。

丁寧に対応してくれる販売店を選ぶことで、安心して手続きを進められるでしょう。

2.必要書類を提出する

審査の申し込んだあとは、必要書類を提出します。

提出する書類には年収証明や本人確認書類などが含まれますが、発行までに時間がかかる書類もあるため事前に用意しておくことが重要です。

直前で慌てないように、余裕を持って準備を進めましょう。

3.審査が開始される

必要書類がすべて揃うと、販売店は審査を開始します。

自社ローンは信販会社が仲介しないため、販売店が独自の基準で審査を行います。

審査基準は一般には公開されていませんが、申込者の状況を直接ヒアリングして柔軟に対応してもらえるのが特徴です。

これにより、オートローンでは難しいとされるケースでも審査に通る可能性が高まります。

なお、審査結果は早くて数十分で出ることもあり、スピーディーに対応してもらえる点も自社ローンの魅力です。

4.審査通過後に契約を結ぶ

審査に通過すると、次は契約手続きに進みます。

契約書に署名や捺印などを行い、購入する車の手続きが完了します。

契約内容には返済期間や月々の支払い額が明記されているため、内容をしっかり確認してから手続きを進めることが重要です。

5.納車される

契約が完了すると、いよいよ納車です。

納車された車を安全に使えるよう販売店の説明をよく聞き、疑問点があればその場で解決しておきましょう。

自社ローンを利用して車を購入すると、1週間程度で納品されるケースもあります。

まとめ

本記事では、自社ローンの審査時に必要な書類を解説しました。

主に必要となる書類には、収入を証明する書類(給与明細や源泉徴収票など)・本人確認書類・住民票・印鑑証明書などがあります。

書類の発行には時間がかかる場合もあるため、事前に確認して早めに用意しておくと安心です。

また、最新の情報になっているか確認しておきましょう。

自社ローンの審査では信販会社を仲介せずに販売店が独自の基準で返済能力を判断するため、一般的なローンと異なり信用情報を照会せずに審査を進めることがほとんどです。

そのため、アルバイトやパート、フリーランスの方でも利用できる可能性が高まります。

自社ローンの審査時には正確な情報が記載された書類を提出し、販売店との信頼関係を築くことがスムーズな手続きの鍵となります。

必要書類をしっかり準備することで安心して自社ローンを利用し、車の購入を実現しましょう。

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自社ローンの窓口編集部

自社ローンの窓口では過去に経済的失敗をした方や低収入により通常の自動車ローンが組めない方のサポートを行っております。
また、全国の自社ローン販売店を会員に持ちより多くの方のローン審査通過率の向上を目指し少しでも購入ハードルを下げるべく各審判会社様と協力しております。

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